いま6年生の国語で、学校に関係のある方にインタビューする学習を行っています。
その中で、ある児童がテーマとして選んだのは、先月「手つなぎボランティア」でお世話になった、日赤奉仕団の皆さんの活動でした。

今日は奉仕団のリーダーの方が、お忙しいなか学校に来てくださいました。そして、児童のインタビューにていねいに答えてくださったり、赤十字の広報誌をプレゼントしてくださったりしました。

地域には、子どもたちの健やかな育ちに影響を与えてくださる大人がたくさんいます。
子どもたちは、地域の皆さんから学んでいます。
今日は二つの話題をお伝えします。
一つ目は「総合的な学習の時間」。
『三机校区のよさ見つけ隊』を結成し、3つのグループが探究活動を行っています。
その一つ、福祉グループが昨日、瀬戸社会福祉協議会のデイサービスセンターを訪問し、インタビューを行いました。

「利用者は何人いるのですか?」
「働いている人が心掛けていることは何ですか?」
「施設でイベントなどはありますか?」
所員の方にインタビューしながら、デイサービスの様子を学ぶことができました。
御協力ありがとうございました。
二つ目は「ピップスお話会」。
今年度、1回目のお話会を実施しました。

読み聞かせが始まると、子どもたちはあっという間にお話の世界へ引き込まれました。
先日、ある雑誌に、読み聞かせは子どもの脳の発達に重要であると書かれていました。
読み手とのコミュニケーションの中で、想像力が働き、脳が刺激されることによって、前頭葉が発達するという研究結果も出ているそうです。

最近、赤ちゃんの頃からスマホやタブレット等で動画を見させて過ごし、幼児期の脳の発達に大変重要な家族間のコミュニケーションの機会が減っていることを危惧しておられました。
今日のような読み聞かせは、読書に関心を持たせるだけでなく、学力向上の基盤形成にもつながっています。
梅雨に入り、外での遊びができない日が多くなっていますが、今回も素敵な読み聞かせをありがとうございました。想像の世界の中で、子どもたちはあちらこちらに自由自在に飛び回ることができました。